今や多くの場所で見かけるAED(自動体外式除細動器)。
AEDで助かる命は多くあります。
「家族が急に倒れた。」など万が一の時にもAEDがあれば早期に対処することができます。
今まで思いつきもしませんでしたが、AEDは自宅にも置けるのです。
しかし、いざ自宅に準備するとなると、気になるのは費用。
購入の場合は、地方自治体による補助金や助成金が支給されることもあります。(※個人宅は対象外)
我が家では父がレンタルAEDを選びました。
個人宅での購入とレンタルの価格を、同じタイプのAEDで比べた場合、費用はレンタルの方がお得でした。
セコムのレンタルAED|毎月かかる費用は月々のレンタル費のみ
我が家で選んだレンタルAEDは、セキュリティーで有名な【SECOM(セコム)】のものです。
ケースの中はこちらです。
【セコムのレンタルAED】
・リモート監視システム搭載
・耐用期間:お届けから10年間
・日常点検:リモート監視機能付き
・小児対応:モード搭載
・消耗品の期限管理システム:交換品は自動発送される
・不都合時の代替器費用:ご自身に責任のある場合は有償となることがある
毎月かかる費用は、月々のレンタル費用のみのセコムのレンタルAED。
AEDを使用した場合や、消耗品など、送付対応にかかる追加費用は発生しません。
セコムのレンタルAEDには、AEDの操作が体験できる簡易講習キットもついてきます。
実際にトレーニングすることをおすすめします。
心臓病の父が試したところ、3回~5回ほどで息が上がりそうだったのでやめてもらいました。
病気になる前の父は、誰かに何かあった時は心臓マッサージを行う事ができるようにと講習も受けていました。
しかし、この試しに行ったトレーニングで、私は父こそ心臓発作が起きてしまうと思い慌てて止めました。
誰でも心臓マッサージができるわけではないなと、痛感した場面となりました。
小児用として練習したい場合は、心臓に見立てたオレンジのハートを裏返すと小さなハートマークになり、加える力の強さも変わります。
成人の心臓マッサージに加える力に比べ、小児の心臓マッサージは加える力が少なくなることをトレーニングで実感することができます。
5年契約のレンタル(個人契約)
・契約は5年契約
・5年目以降は1年毎の契約更新
・最長期間は10年。それ以降は、新たに契約手続きを行うことになっており、その際は、本体交換(新しいAED)
・使用期限はお届け後10年間
・AEDを使用した場合や、消耗品など、送付対応にかかる追加費用は発生はありません。
・毎月かかる費用⇨月々のレンタル費用のみ
【月々にかかる費用】
5年契約月額
2,400円(税込2,640円)
保証金20,000円(非課税)
AEDの消耗品って何?
・定期交換用(電極パッド、バッテリパック)
・使用した場合の消耗品(電極パッド、バッテリパック)
定期交換用消耗品は、交換時期ごとに送付されます。
この他に、月々の費用に含まれるサービスとして、
・オンライン通信費用
・心電図データの提供費用
も含まれています。
同じタイプのAEDを購入した場合の金額は、税込み264,000円ほどになります。
なるべく費用をおさえて購入したい場合は、税込み213,000円にて違うタイプのAEDがあります。
AED低価格で購入するなら【CU-SP1】
いくつのタイプがあるAEDですが、購入する場合は、地方自治体による補助金や助成金が支給されることもあります。(※個人宅は対象外)
なるべく費用をおさえて購入したい場合は、税込み213,000円【CU-SP1】のAEDがあります。
「AEDの音量が聞こえずらい」との声に答えたAED【CU-SP1】
【CU-SP1】の特徴のひとつに、オートボリューム機能があります。
オートボリューム機能とは、周りの騒音に合わせて音量が大きくなる機能です。
交通量の多い場所などでは、周りの騒音により、聞こえずらいことがあります。
それを解決してくれるのがオートボリューム機能です。
周囲の音に消されないようにと、大きな音でAEDの操作を誘導してくれます。
・AED保証:5年間保証
・小児対応:あり
AEDを準備した後に必要な事
どのタイプのAEDにもおすすめしたいのが①日常点検と②期限管理の確認です。
①日常点検、②期限管理で確認する2つの事
①の日常点検ですが、AEDには正常に動くかどうかが見てわかるインジケーターがついています。
写真の中央より少し右上、緑色の部分です。
このインジケーターの表示が緑色になっているかを確認します。
②使用期限が切れていないかの確認についてですが、AEDには使用期限や寿命のある消耗品があります。
これらの交換時期がわかるように表示ラベルを付け、確認します。
交換1ヵ月程前になる連絡をくれるレンタル先や購入店舗もあります。
購入、レンタル、そしてどのタイプのAEDでも共通して言えることは、AEDがあれば助けられる命があることです。
自宅や会社、個人での準備が難しい場合は、AEDが設置されている一番近い場所を知っていてほしいと思います。
万が一の備えがひとつ増えることは心強いです。