ヘルプマーク対象者には、病気や身体機能など決まった基準はありません

援助などを必要としている方々が、周囲の方にそのことを知らせることができるようにと作られたマーク、

【ヘルプマーク】を知っていますか?

身に着けている方々は、

難病の方、人工関節の方、パニック状態になることがある方など、

様々な理由があります。

何らかの理由により、援助や配慮を希望している方に配布されています。

身体機能等など、ヘルプマークを受け取るための決まった基準はありません。

希望者が受け取り、身につけることができます。

ヘルプマークを身に着けている困っている方を見かけた際は、ヘルプマークの白十字とハートが書かれている面ではない反対側の面を見ていただけるとうれしいです。

助けてほしい内容や方法が書いてあります。

例えば・・・

  • ○○病です。倒れた際は救急車をお願いします。
  • うずくまっている場合は、申し訳ありませんが「大丈夫だよ。」と声をかけてほしいです。お願いします。  など、他にも連絡先などが書いてあります。

全ての都道府県で受け取ることができるヘルプマーク

駅や病院、市役所など、各都道府県により受け取れる場所は様々です。

インターネットで、

「ヘルプマーク 配布場所 ○○県」

「ヘルプマーク ○○県 もらえるところ」

などと調べると、配布場所がわかります。

本人が行けない場合、家族など代わりの方が受け取ることもできます。

提出する書類などはありません。

無料で受け取ることができるヘルプマークとは別に、有料のものもあります。

無料配布のものとは違い、伸びたり、反射したりするヘルプマークです。

ヘルプマークは希望者が受け取り、身につけることができる

何らかの理由により、援助や配慮を希望している方に配布されています。

身体機能等など、ヘルプマークを受け取るための決まった基準はありません。

希望者が受け取り、身につけることができます。

心臓病(拡張型心筋症)の父も鞄につけています。

以前、心不全がひどかった際にいつ倒れてもおかしくない状況だったことがありました。

今後もし、めまいや気絶、意識の低下など、家族がいない場所でなにかしら起きた際に早期に対応してもらえる可能性が少しでも増えますように・・・と鞄につけてあります。

倒れた際は、救急車を呼んでほしいこと、AEDをお願いしたい事、家族の電話番号が父のヘルプマークには記入してあります。

ヘルプマークがあるとないとでは大きく変わってきます。

ヘルプマークに書かれた情報があることで、少し休んでいたら治る症状なのか、休んでいる場合ではなく、すぐ病院へ向かったほうがよいのかなどの情報・判断を得ることができるのです。

その時に話せない状況の方の訴えを知ることができるものだからです。

緊急性がなくても、周囲の方に伝わりにくい病気や症状を持っている方へも心強いヘルプマーク。

ヘルプマークは、周囲の方々の協力があってはじめて有効性のあるものとなります。

もちろん、ヘルプマークを身につけていない全ての方にも援助や配慮が必要となる時があります。

助け合いという普段は目に見えない形のないものが、形となって見つけやすくなっている目印が【ヘルプマーク】なのかもしれません。

一人でいる時間に不安を抱えている方へおすすめしたいヘルプマーク

ヘルプマークを身につけることで、

「援助などが必要な方なのかな?」

など、周囲の方に伝わる機会も増えます。

マークで伝えるだけではなく、伝えたいことを自由に記入しておくこともできます。

もし何かあった時には、少しでも早い対応や家族へ連絡がいく手段のひとつとなります。

通勤、通学、普段の外出など、一人でいる時間に不安を抱えている方へおすすめしたい持ち物です。

ヘルプマークを身につけている家族がいる私は、

もし何かあった時、その場にいる今はまだ知らない方に頼ることになります。

いつも誰かに助けられている事を忘れないようにしたいです。

そして助けてもらえることは当たり前ではなく、誰も助けてくれない事もあるかもしれません。

援助や支援、周囲の理解が必要な方には、とても重要なヘルプカード。

その存在がもっともっと広まるといいなと思います。

不安を解消
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