家庭用AED|購入とレンタルを比較。おすすめはどっち?

駅やデパート、学校など今や多くの場所で見かけるAED(自動体外式除細動器)。

AEDで助かる命は多くあります。

「家族が急に倒れた。」など万が一の時にAEDがあれば早期に対処することができます。

今まで思いつきもしませんでしたが、AEDは自宅にも置けるのです。

自宅にAEDがあると、日々の暮らしを安心して過ごすお守りにもなります。

しかし、いざ自宅に準備するとなると、気になるのは費用。

長期間の備え付けを考えている方は購入したほうがお得ですが、短い期間の場合はレンタルの方がお得と言えます。

我が家では父がレンタルAEDを選びましたが、購入した場合とでは費用以外に何が違うのかを比較し、まとめました。

AEDの購入はインターネットでもできる

インターネットでの購入も増えてきているAEDですが、他には、AED製造メーカーの販売代理店や家電量販店などでも購入することができます。

インターネットでの購入をする前に、すぐできる無料見積もおすすめです。

見積もり満足度97%のAED販売店

無料見積もりを行っているのは、AEDコム 株式会社クオリティー 。

AEDコムでは、訓練用AED(電気ショックはできない)を無料で試すことができます。

送料もかかりません。

使用方法を試したり、他のAEDと比較してみたいなどの際にはうれしいサービスとなっています。

AEDコムでの取り扱いAEDは3種類です。

どのAEDを選ばれても普段の必要な作業は、2つ。

・日常点検と期限管理

日常点検と言っても5秒もかかりません。

①日常点検、②期限管理で確認する2つの事

まず、①の日常点検ですが、AEDには正常に動くかどうかのインジケーターがついています。

写真の中央より少し右上、緑色の部分です。

このインジケーターの表示が緑色になっているかを確認します。

②使用期限が切れていないかの確認についてですが、AEDには使用期限や寿命のある消耗品があります。

これらの交換時期がわかるように表示ラベルを付け、確認します。

交換1ヵ月程前になると、AEDコムから連絡が来るのも安心です。

AEDコムでの購入とセコムでのレンタルAED、サービスの違い

AEDコム(購入AED)セコム(レンタルAED)
リモート監視システム搭載
メーカー保証5年
耐用期間8年お届けから10年
日常点検:リモート監視機能付き
小児対応:モード搭載
消耗品の期限管理システム1ヵ月程前に連絡がくる交換品は自動発送される
不都合時の代替器費用ご自身に責任のある場合は有償となることがある

同じタイプのAEDなので小児モードにも対応しているなどの機能は同じになります。

消耗品の交換サイクルは、概ね5年及び使用時に交換となっています。

その他サービスとしましては、

・AEDコムでは、訓練用AED無料貸し出し

・セコムではAEDの操作が体験できる簡易講習キットが付いてくる

などのサービスもあります。

別のタイプのAED、写真①CU-SP1は、なるべくコストを抑えたい方におすすめのAEDとなっています。

「AEDの音量が聞こえずらい」との声に答えたAED【CU-SP1】

・メーカー保証:5年

・耐用期間:7年

・日常点検:目視のみ

・小児対応:あり

先ほどのAEDより安価なのですが、なぜなのか。

消耗品である、バッテリーや電極パットの価格は同じです。

違いの一つとしては、日常点検はリモート監視機能ではなく、目視のみというところでしょうか。

目視で行う日常点検は難しい?

日常点検にかかる時間は早ければ1秒

どのAEDにも言えますが、日常点検で必要な事は、2つ

インジケーターの確認と、消耗品の確認です。

AEDには正常に動くかどうかを示すためのインジケーターが付いています。

AEDの状態を確認するためのランプや画面なのですが、1秒ほどですぐに確認ができるように設計されています。

もう一つは、消耗品の交換時期がきていないか本体にラベルをつけ確認することです。

その他にある【CU-SP1】の特徴のひとつは、オートボリューム機能があります。

とても助かる機能となっています。

周りの騒音に合わせて音量が大きくなるAED

オートボリューム機能とは、周りの騒音に合わせて音量が大きくなる機能です。

交通量の多い場所などでは、周りの騒音により、聞きたい音が聞こえずらいことがあります。

それを解決してくれるのがオートボリューム機能です。

周囲の音に消されないようにと、大きな音でAEDの操作を誘導してくれます。

セコムのAED 個人宅でレンタル。レンタル中に追加費用はかからない

毎月かかる費用は、月々のレンタル費用のみのセコムのレンタルAED

AEDを使用した場合や、消耗品など、送付対応にかかる追加費用は発生しません。

我が家で選んだレンタルAEDは、

セキュリティーで有名な【SECOM(セコム)】のものです。ケースを開けると、

セコムのレンタルAEDには、トレーニングキットもついてきます。

実際にトレーニングすることをおすすめします。

心臓病の父が試したところ、3回~5回ほどで息が上がりそうだったのでやめてもらいました。

病気になる前の父は、誰かに何かあった時は心臓マッサージを行う事ができるようにと講習も受けていました。

しかし、この試しに行ったトレーニングで、私は父こそ心臓発作が起きてしまうと思い慌てて止めました。

誰でも心臓マッサージができるわけではないなと、痛感した場面となりました。

小児用として練習したい場合は、心臓に見立てたオレンジのハートを裏返すと小さなハートマークになり、加える力の強さも変わります。

成人の心臓マッサージに加える力に比べ、小児の心臓マッサージは加える力が少なくなることをトレーニングで実感することができます。

5年契約のレンタル(個人契約)

・契約は5年契約

・5年目以降は1年毎の契約更新

・最長期間は10年。それ以降は、新たに契約手続きを行うことになっており、その際は、本体交換(新しいAED)

・使用期限はお届け後10年間

・AEDを使用した場合や、消耗品など、送付対応にかかる追加費用は発生しない

毎月かかる費用月々のレンタル費用のみ

AED消耗品って何?

・定期交換用(電極パッド、バッテリパック)

・使用した場合の消耗品(電極パッド、バッテリパック)

定期交換用消耗品は、交換時期ごとに送付されます。

この他に、月々の費用に含まれるサービスとして、

・オンライン通信費用

・心電図データの提供費用

も含まれています。

コストを抑えて購入するなら【CU-SP1】のAEDがおすすめ

【AEDの設置費用】

長期間の備え付けを考えている方は購入したほうがお得の場合が多いですが、短い期間の場合はレンタルの方がお得と言えます。

費用以外では、どのAEDを選ぶかで使いやすさやサービスが少し変わってきます。

AEDコムには、

③のAEDにプラス機能が付いた「フルカラー画面でイラストガイド付きの高機能AED」もそろっています。

フルカラーディスプレイが付いており、音声とカラー画面(イラスト)で分かりやすく操作を説明してくれるものになります。

コストを抑えたい方には、①のAED【CU-SP1】がおすすめです。

この【CU-SP1】には、オートボリューム機能がついているのでAEDの音量が聞こえづらいなどの問題点も解決してくれています。

どのタイプのAEDでも共通して言えることは、AEDがあれば助けられる命があることです。

自宅や会社、個人での準備が難しい場合は、AEDが設置されている一番近い場所を知っていてほしいと思います。

それだけでも、万が一の備えはひとつ増えるのです。

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